介護の悩み

介護の事故報告書の書き方~ムダなく簡潔に書こう

事故報告書の書き方
介護の事故報告書ってどう書いたらいいのかな?いつも事故があると凹むし、さらに報告書かくのって本当にいやなんだよな。書き方があったら分かりやすいんだけどなぁ。

 

そんな悩みを解決しましょう。

 

本記事で伝えたいこと

  • 介護の事故報告書の書き方~ムダなく簡潔に書こう
  • 介護の事故報告書ってなんで必要なの?
  • 事故報告書を共有してより良い介護をしよう

 

記事を書いている私は、介護の仕事を15年経験。何度となく、事故報告書を作成してきました。

 

事故がおこって凹んでいるのに、さらに事故報告書を書かないといけないかと思うとドッと疲れが増してしまいますよね。

 

しかし事故報告書はかくことが目的ではなくて、それを活かして今後のケアにどうつなげていくかのほうが重要です。

 

また時短につながる、ムダのない事故報告書の書き方についても紹介します。

 

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介護の事故報告書の書き方~ムダなく簡潔に書こう

介護の事故報告書の書き方

介護中に起こった事故については、事故報告書の提出が必要になります。

しかし事故を起こしてしまったというショックが大きい中で事故報告書を書くのは、けっこう応えますよね?

介護士
介護士
報告書を書くのに時間がかかってしまい、心身ともに疲れ果てて・・・

なんてことになると、最悪もう介護辞めたいなんてことになってしまいます。

そうならないために、ムダなく簡単に書ける事故報告書の書き方を知っておきましょう。

静岡市の事故報告書をみながら解説します。

こちらをクリックして、事故報告書を見ながら記事をご覧ください。

 

事実のみ書く(感情はいれない)

ムダなく簡単に書く方法は、事実のみ書くということです。

あなたの気持ちや感情などは、一切入れなくていいです。

静岡市事故報告書の発生の状況を見てもらうと、事実のみ書かれていますね。

 

  • 発見した時の状況
  • 同室者から聞いた話の内容
  • 本人がどういう形で座っていたか?
  • 痛みはどこにあるか?
  • どこの病院を受診したのか?

 

これらはすべて事実です。

これが例えば、「臀部を痛そうにいしていたので、骨折していると思われる」などと書いてしまうと誤りです。

骨折しているかどうかは、受診して検査をして医師が決めることです。

こういった個人の気持ちなどは、発生の状況欄では省くようにしましょう。

ただし発生の要因のところは介護士がみていなければ、本人の話などから推測するしか書きようがありません。

発生の要因を書く欄があれば、その時点で考えられる原因を書きます。

同僚がいれば、相談して書いても良いでしょう。

 

家族等への対応は詳しく書く

家族への対応及びその反応欄は、できるだけ詳しく書いておきましょう。

事故となると、後で訴訟となる場合も考えられます。

その際、家族にどういった説明をしたか、謝罪があったのかなかったのか、家族は自分の言葉でなんと言ったのかなど詳細に記しておくことで証拠になります。

家族も感情的になって、言った言わないの泥仕合になりかねないので、冷静に事実のみを書いていきます。

また言うまでもなく、事故後の家族への連絡や対応は丁寧に誠意をもって行いましょう。

 

対策についてもチームで検討する

肝心なのは、事故が再び起こらないようにするための対策をきちんと考えているかどうかです。

事故発生後にチームで集まって対策を話し合うと思いますが、現状で可能な対策を決めましょう。

できもしないのに見守りを今まで以上に強化するなどにしてしまうと、介護士の首をしめることになりかねません。

そしてまた事故が起こると、見守りできなかったことに対して、家族から苦情がきてしまいます。

 

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また大切なのは、家族も一緒に対策を考えてもらったり、現状の対策としてこれが限界でリスクもあるということを理解してもらうことです。

今以上に見守りが必要なのであれば、家族も面会を増やしてもらうなど協力を依頼しても良いでしょう。

他人事から自分たちのこととして理解、一緒に考えてもらうという姿勢が大切でしょう。

 

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介護の事故報告書ってなんで必要なの?

介護の事故報告書の書き方

事故報告書の目的は、事故があった事実を報告することと、事故の再発を防ぐためです。

事故報告書なんて介護士の手間が増えるだけなので、やめてほしいという声も聴きます。

しかし、事故が起こってそのままという方が危険です。できる限りのことをするためにも事故報告書を有効に活用していきましょう。

 

介護の質をあげる

対策を考えずにほったらかすと、また事故が起こりかねません。

そしてそのような職場は選ばれなくなり、自然と淘汰されていってしまいます。

お年寄りが転んで骨折するのはあり得ることですが、何度も起こるようでは安心して生活できませんよね?

事故が起こらないようにどうしたら良いか、チーム全体の問題として考えることが大切です。

そして考えた対策を実行して、事故を防いでいこうとする姿勢が大切です。

そのことによってチーム力が高まり、介護の質もあがります。

 

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事故報告書をどう活かすかが大切

事故報告書を書くことが目的となると、それを上司に報告するのと合わせて気持ちがしんどくなってしまいます。

大切なのは、事故が起きたことを今後にどう活かしていくかということです。

事故が起きた要因があり、それ自体なんとかなったのかを検証しましょう。

 

  • 要因は防ぐことができたのか?
  • だとしたらどの時点で対策を行うべきだったのか?

 

また防ぎようのない要因であれば、また起こらないようにするにはどうすれば良いかを考えることができます。

上司の中には、事故報告書があがると叱責する人もいます。

でもそれで終わっては意味がなく、報告書の内容を活かすことで介護士が力をつけていくきっかけになるのです。

 

事故報告書を共有してより良い介護をしよう

お年寄りが生活していたら、事故は起こりうるものです。

だって介護を必要としていない私たちだって、家で転んだり、車にぶつかったりしますよね?

人間生活していれば、誰でも事故は起こりうるもの。

事故が起こって反省する気持ちは大切です。

そこからもう一歩成長したいなら、ムダなく簡潔に事故報告書を書いて、その内容を今後に活かしていきましょう。

簡潔な事故報告書が書けるようになれば、重荷に感じることが少なくなります。

慣れてくると、どういった対策ができるかを考えながら書くことができるようになります。

もう一つ大切なことは、チームで共有することです。

一人で悩み考えていてもなかなか良い対策が浮かびません。

チームで考えることで、皆がレベルアップしていけるので事故報告書をチャンスと捉えられるようになると良いでしょう。