介護の資格

介護福祉士とケアマネって何が違う?資格や仕事内容を比べよう

介護福祉士とケアマネの違い
介護福祉士でケアマネ目指している人
介護福祉士とケアマネの違いって何だろう?具体的な仕事内容とか何をやるのかな?給料ってアップするの?資格を受けるためには、何年経験が必要なんだっけ?

そんな悩みにお答えします。

この記事の内容

  • 介護福祉士とケアマネって何が違う?
  • 介護福祉士からケアマネを目指すためにすべきこと

記事を書いている私は、介護福祉士とケアマネジャーの資格を所有しています。

 

介護福祉士は国家資格であり、介護のプロです。

一方ケアマネは、都道府県管理による公的資格です。

そして介護福祉士などの国家資格をもち、5年以上の実務経験がないととることができません。

 

ステップアップのため、ケアマネジャーを目指すという介護福祉士が多くいます。

介護福祉士としての経験を活かすことで、質の良いケアマネジャーになることが期待できます。

介護福祉士とケアマネの違いについて、詳しく紹介します。

 

介護福祉士とケアマネって何が違う?

介護福祉士とケアマネジャーの違い

介護福祉士とケアマネの違いについて、下記のことを中心に紹介します。

 

  • 資格について
  • 資格要件
  • 仕事内容

 

一つずつ詳しく紹介します。

 

資格の違い

介護福祉士は国家資格、一方ケアマネジャーは都道府県管理による公的資格です。

ケアマネジャーの国家資格化が叫ばれています。

2019年8月に徳島市で開催された、日本介護支援専門員協会の全国大会でもその話題が取り上げられました。

会の中で厚生労働省の大島一博老健局長に対して、「ケアマネジャーを国家資格化すべき」という意見が参加者からありました。

大島老健局長の意見としては、下記の通りです。

 

「ケアマネの役割は非常に大切で、個人的には国家資格にふさわしいものと思っている」と表明しています。しかしながら、「国家資格については、役所側からもう法案を出さないという国のルールがあります。私が厚労省に入った頃は違いましたが、国家資格がどんどん出来たこともあってやめようという話になりました。

つまり、ケアマネを国家資格にしようとすれば議員立法しかなく、政治的な動きが必要となります。職能団体の総意とか組織率とか、そうしたベースが整っているかどうかが問われてきます。これはまさに協会が大きな課題として議論し方針を定めて頂くテーマ。一致団結してやるんだということになれば、あとはそれをぐいぐい進めていくだけだと考えます。

ケアマネの役割は非常に大切で、個人的には国家資格にふさわしいものと思っています。役所としては側面的なサポートならできます。ただ厚労省自体が国家資格化の法案を出すことは、政府全体のルールもあって難しい状況にあるんです」

(JOINTより抜粋)

 

ケアマネの国家資格化が厳しい現状にあることを示しています。

 

資格要件の違い

介護福祉士の国家資格を得るには、国家試験に合格する必要があります。

受験資格を得るには、以下のコースがあります。

 

介護福祉士 ケアマネ

(社会福祉振興・試験センター公式サイトより引用)

 

  • 養成施設ルート
  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校ルート
  • 経済連携協定(EPA)ルート

 

ケアマネジャーの資格要件は、該当資格もしくは生活相談員等の相談業務を通算して5年以上かつ900日以上従事した者とされています。

該当資格は、下記の通りです。

 

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作 業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語 聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理 栄養士)、精神保健福祉士

 

2018年からは、介護福祉士以外の介護職は要件から外されたので注意が必要です。

 

仕事内容

介護福祉士の仕事は、高齢者等に対する直接的な介助がメインです。

介護のプロとして、高齢者にとって安全な生活が送れるよう食事や排泄などの介助を行います。

このほか、家族に対して適切な介助方法をアドバイスすることも介護福祉士の役割の一つです。

ケアマネジャーの仕事は、関係機関の連絡調整が主になります。

 

  • 介護の相談に乗る
  • 関係機関の紹介
  • 介護サービスの紹介
  • 地域の社会資源などの紹介

 

ケアマネジャーが仲介役として、高齢者とその家族を色んな方とつなげる役割があります。

ケアマネジャーがどれだけ情報を知っているかによって、提供できる関係機関の数もうんと変わってきます。

介護サービスの紹介だけでなく、地域の公的施設やボランティアなどの紹介も行うので、そういった情報にも詳しいと良いでしょう。

 

介護福祉士からケアマネを目指すためにすべきこと

介護福祉士とケアマネジャーの違い

介護福祉士がケアマネジャーを目指すなら、最低5年の経験が必要です。

試験前日までに、通算5年以上かつ900日以上の従事した期間があることが条件となります。

ケアマネジャーは国家資格ではありませんが、試験の合格率は20%前後と超難関になっています。

H30年度は10.1%とかなり低い合格率でした。

ケアマネ試験に合格するために受験対策をしっかりしよう

先に述べた通り、合格率が20%前後と超難関のケアマネ試験。

介護福祉士を5年やっていただけでは、合格する簡単な試験ではありません。

しっかり受験対策が必要です。

ユーキャンのケアマネジャー講座なら、あなたのペースで学習できるのでおすすめです。

 

  • 79,490名がケアマネ試験に合格
  • 教材&テキストが分かりやすい
  • 試験会場でも見かける重要事項ハンドブックがいい
  • メールで気軽に質問できる
  • 動画で分かりやすく学べる

 

独学でもケアマネは目指せる

忙しくて、なかなか受験対策講座を受ける余裕がないという人もいるでしょう。

そんな方は独学で、ケアマネを目指しましょう。

合格率は低いですが、参考書を繰り返し勉強して暗記すれば合格も可能です。

参考書はあれこれ手を出すのではなく、最小限に決めてそれを繰り返すことをおすすめします。

 

 

介護福祉士からケアマネにステップアップしよう

介護福祉士を続けていて、ステップアップのためにケアマネを目指す人も多いです。

自分自身の成長のためでもあるし、昇給などにもつながります。

介護で体が大変だから、事務仕事の多いケアマネをやりたいという方もいます。

合格率が20%前後と難関なケアマネ試験ですが、合格できる道はあるので着実に勉強してケアマネを目指しましょう。