そんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- 介護を拒否する人への対応~体験談から学ぼう
- 介護職員の関わりしだいで拒否は対応できる
介護の仕事15年以上ココパパ(@coco_883)です。
食事をたべたくないと言ったり、お風呂を拒否する高齢者にどう対応したら良いか?
こういった時に、対応に慣れないと困ってしまいますよね。
職員としては食べて欲しいし、お風呂にも入ってもらいたい。
でもそれを断られると、何で?とイライラすることもあります。
なぜその人が拒否するのか背景を探って、無理に勧めても却って不穏にさせてしまうことを理解しておきましょう。
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Contents
介護を拒否する人への対応~体験談から学ぼう
高齢者の介助をしていると、食事や入浴など拒否される場面てけっこうありますよね。
食べて欲しいのに食べないと言われると、戸惑います。
食事できる時間も限られているので、早く食べて欲しいと思ってついイライラしてしまいますよね。
拒否するには理由があるので、その背景を探ると良いです。
うまい対応方法について、紹介する体験談から考えてみて下さい。
介護にみられる拒否
次に食事介助しなければいけない人も控えているのに、拒否されると慌ててしまいます。
時間がないんだから、早く食べてよ!こんな気持ちになったことありませんか?
でも拒否するにはその人なりの理由があるので、無理に勧めてもうまくいかないこともあります。
介護施設によっては、入浴する順番が決まっているところもあります。
わしは入りたくない!と拒否されると、次の人が入れなくて困ってしまいますよね。
でも高齢者だって人間でその時の感情もありますし、認知症の症状によってそうした言動をしていることだってあります。
うまい対応方法を身につけておかなければ、仕事中ずっとイライラしていることになってしまいます。

拒否する背景を探ろう
でもその前に、なぜこの人は拒否するのかという、背景を考えてみてはどうでしょうか。
- ご飯を食べたくないという高齢者は、もしかしたらさっき面会に来た家族が差し入れしてお菓子を食べたからお腹が空いてないのかもしれません。
- あるいは口の中に口内炎ができていて、口が痛いから食べたいけど食べられないのかもしれません。
- 入浴したくない高齢者では、楽しく読書していたらいきなり職員が来てタンスから衣類を出し始めたので不機嫌なのかもしれません。
認知症などがあると、なぜ嫌なのかという理由までは話してもらえないのでこちらで推測するしかない場合もあります。
でも考えられる限りで拒否する背景を探るというのは、その高齢者のことを考えるうえで大切な姿勢です。

無理に勧めないことも必要
でも80歳や90歳のお年寄りが、一日三食なんて食べきれるんですかね?
体も動かさず、日中は車椅子に座ったままの人達が食事をすべて食べられると思いますか?
一食たべ用としなくても、無理に勧めないことも必要な選択です。
機嫌が悪くなって嫌になることは、誰しもあることですよね。
お昼に怒っていても、おやつの時間に機嫌が良かったら間食を勧めて良しにするのも良いのではないでしょうか。
また人を変えたりするのも良いですし、散歩に行ってそのついでにトイレへ行くという目先を変えるやり方も良かったです。
何が何でも今やらなければという姿勢で臨むと、却って相手もイライラして余計に拒否が強まる場合もあります。
「一食たべなくてもいいか」ぐらいのスタンスでいられたら良いでしょう。
介護職員の関わりしだいで拒否は対応できる
トイレに行って欲しいのに拒否されると、漏れちゃうよ!と慌てますよね。
でも拒否してるのに強引に勧めてしまうと、どんどん拒否が強くなってしまいます。
人間だから嫌な時もあると大きく構えて、強引に勧めるのをやめてみると意外にすんなりいくこともあります。
対応する時の利用者の様子によって変わるので、日々試行錯誤していくしかありません。
対応のうまい人をまねる
そういった上手な職員のやり方を真似しながら、自分なりのやり方を模索していきましょう。
私がお風呂の声かけすると、絶対嫌だって言うのに、〇さんが言うと割とすんなり入るんだよなー。どんなやり方してるんだろう?[/chat]
拒否への対応って一人一人違うので、これが正解というものはないんですよね。
その時はうまくいっても、次やったらまったくダメということもあります。
なので、その都度対応を工夫していくしかありません。
常勤ではなくても、経験年数の長いパートさんが上手ってこともけっこうあります。
この人対応が上手だなっていう人をみつけて、自分も真似してどんどん取り入れていきましょう。
誰だってイヤな時はある
でも自分がお年寄りの立場だったら、そんな時もあるよなって思いますよね。
人間だから、誰だっていやな時はあります。
認知症の方の拒否はもっと難しくて、何でイヤなのか分かりづらいということがあります。
でもしばらく時間をおいたら機嫌が良くなったり、すんなりお風呂に入るということもあります。
拒否があってもイライラせず、人間なんだからイヤな時もあるよねぐらいに構えていましょう。

拒否があっても対応方法を知って介護を楽しもう
介護をしていると拒否する場面は多々あって、スムーズに介助できないということは珍しくありません。
そういう時に時間がないからと言ってイライラしていると、自分の身が持ちませんし、高齢者にも影響が及んでしまいます。
長く楽しく介護の仕事を続けたいなら、拒否された時の対応方法を知って余裕を持っていなければできません。
生涯学習のユーキャンなどで、アンガーマネジメントを学ぶとういうのも効果的です。
自分が無理なく仕事できるよう、対応方法について身につけておきましょう。