ケア方法

介護の入浴をする前に読んでおきたいポイントまとめ

入浴介助ポイント
介護の入浴をする人
介護で入浴やるんだけど、どんなところに気をつけたらいいかな?お年寄りって病気もあるからお風呂の時、体調変わりやすいだろうし。観察するところってどんなとこかな?

 

そんな悩みを解決しましょう。

 

本記事で伝えたいこと

  • 介護の入浴時に気をつけるポイント
  • 入浴時に活用できる介護の用具
  • 正しい介護の知識で安全な入浴をサポートしよう

 

記事を書いている私は、介護の仕事を15年経験。訪問入浴をはじめ、入浴介護を長年にわたって経験してきました。

 

湯船につかってゆっくりできる入浴は、お年寄りの楽しみの一つでもあります。しかしヒートショックなど体調変化もおこしやすいので、十分気をつけて行う必要があります。

 

入浴をする際に必要なケアのポイントをまとめました。くわしく紹介します。

 

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介護の入浴時に気をつけるポイント

介護の入浴

入浴はお年寄りにとって楽しみの一つです。あったかい湯船につかることで気分もさっぱりし、体も綺麗になります。

 

しかしお年寄りの多くは病気を抱えており、脱衣所が寒くてヒートショックを起こすなど、入浴中に体調を崩す恐れも高いです。

 

入浴介護の際、気をつけるポイントはたくさんあります。入浴前の準備からはじまります。一つずつ詳しく紹介します。

 

入浴時の服装については、こちらからご覧ください。

 

介護士の服装
介護士の服装ってどんなのがいいの?介護士の服装ってどんなのがいいの?仕事中の服装に悩んでいるなら、おすすめのお店を利用しましょう。ポロシャツやエプロンといった介護士の定番衣料品はここで買おう。服装に悩んでいる介護士さん必見です。...

 

入浴前の容態確認

お風呂に入る前にも、お年寄りの体調をよく確認しておきましょう。

 

  • 睡眠はよくとれている?
  • 食事はしっかり食べた?
  • 水分はしっかり飲んだ?
  • 熱や風邪症状はない?
  • いつもと違う様子はない?
  • 気分は落ち着いている?

 

夜よくあまり眠れていなかったり、水分をしっかり摂っていないと、入浴時に体調が悪くなる恐れがあります。無理に入浴は行わず、日をずらすなどの対応を行いましょう。

 

またバイタルを測って、平均値より異常に高い低い等あればムリせず中止しておきましょう。なので日頃のバイタルを測って、平均を出しておくことも必要です。

 

入浴前の準備

よく聞くヒートショックも怖いですよね。脱衣所では衣類を脱いで裸になるので、寒くないよう温めておきましょう。

 

暖房があれば事前にかけて、脱衣所を暖めておきます。また浴室も冷えるので、浴槽の蓋を開けておいたり、シャワーを出して浴室内を温めるなどしておくと良いでしょう。

 

入浴時のポイント

お年寄りになると、毎日はお風呂に入らないという方も少なくありません。そのため匂いや垢などがたまりやすいので、肌の状態をみながらよく洗いましょう。

 

全身状態の観察も大切なポイントです。普段は服を着ていて、体の観察が思うようにできないので、入浴時は良いチャンスなのです。

 

内出血ができていたり、体に傷がある場合などもあります。家族や看護師に伝えて、処置をしてもらいましょう。夏場だとあせもができている場合もあるので、羞恥心に配慮しながらよく観察しましょう。

 

湯船の出入りなどは足が滑りやすいです。また湯船の中でもバランスを崩して湯の中に潜る恐れもあります。ちょっとぐらい大丈夫だろうと目を離すと大きな事故につながりかねないという意識を忘れないようにしましょう。

 

入浴後のポイント

湯船からあがったら、冬場は特に寒くて体調を崩しやすいので、手早くタオルで水気をふき取ります。肌が乾燥していたら、軟膏やボディクリームなどを塗りましょう。

 

着替えてもらったら、水分を勧めます。夏場は脱水にもなりかねないので、水分摂取は大切なポイントです。

 

入浴時に活用できる介護の用具

入浴の介護

入浴時はお年寄りが裸になるので、体をもっての介助がやりづらい場合もあります。手が滑って事故にもなりやすいので、福祉用具など活用して事故を防ぎましょう。

 

今回紹介する福祉用具は、介護保険を利用して1割負担で購入したりレンタルしたりすることもできます。その場合は、ケアマネージャーを通してから、注文するようにしてください。

 

滑り止めマット

浴室の中や、湯船の中に敷いて滑りにくくするためのマットです。ゴム製で吸盤で張り付けるタイプなどがあります。

 

湯船の出入りの際は足が滑って転びやすいです。また湯船の中でもバランスを崩して、湯を飲んでしまうなどの恐れもあります。そういった事故を防ぐために、効果のあるのが滑り止めマットです。

シャワーチェア

入浴時に便利なのが、シャワーチェアです。ひじ掛けがついたり、座面が回転するなどお年寄りが楽に座れるような工夫がされています。

 

古いお宅だと、浴室内は広いスペースがないことも考えられるので大きさを考えて選びましょう。

入浴用リフト

電動で吊り上げるタイプのリフトです。お年寄りはハンモックのような形のスリングに乗って、湯船から出入りできます。足腰が弱くて自分で浴槽をまたげない人などに便利です。

 

介護保険でレンタルすることも可能で、工事が必要ありません。レンタルしたい場合は、ケアマネージャーに頼みましょう。

 

デメリットはハンモックのようなものに乗るのでゆらゆらと揺れて怖がるお年寄りもいることです。一方で介助する側は抱えなくて良いので体が楽だというメリットがあります。

バスリフト

浴槽に板のようにかけて、電動で上下するタイプのリフトです。腰かけることができれば利用できます。湯船からの出入りに不安がある人に効果的です。

 

バスリフトを設置するには、湯船にかませなければいけないことと、ある程度スペースがないとしっかり体がつかれません。浴槽の形によっては使えない場合もあるので注意しましょう。

正しい介護の知識で安全な入浴をサポートしよう

介護の入浴

入浴は人間が人間らしく暮らすために、必要なことです。元気な人でも病気のある人でもお風呂に入って、さっぱりしたいという気持ちがあります。

 

寝たきりになったとしても、ベッド上で髪を洗うこともできますし、訪問入浴でお風呂に入ることもできます。どんな状態になっても、適切に入浴したり清潔を保つ方法はあるということを知っておきましょう。

 

正しい知識をもって、お年寄りの安全な入浴をサポートしましょう。

 

https://sophiapapa.com/nyuyoku-hyoban/

 

入浴は人間らしくあるために必要な行為

お年寄りになると、お風呂は毎日入らないという方もいます。お風呂が嫌いという人もいますよね。そういう方にお風呂を勧めるのは大変なことです。

 

でも入浴は食事や排泄などと同じく、人間が人間らしくあるために必要な行為です。清潔が保てなくて匂いがすごい、フケや垢がたまっていると周りの人も嫌煙してしまいますよね。

 

順番だからと、無理に入浴させてしまうと拒否が強くなったりします。気分が良いときに臨機応変に入浴してもらうなど、お風呂が楽しいとイメージをもってもらえるような工夫を行うとよいでしょう。

 

不安がらせないようにしよう

介護する人が適切な入浴介護の知識がないと、お年寄りも不安になってしまいます。お年寄りは体調が変わりやすいことを知っていて、急変したときはどうすればよいかなどきちんと対応方法を知っていれば、いざというときに役立ちます。

 

寒がりなお年寄りなら暖房をよく効かせておくとか、環境を整えて嫌な気持ちにさせないようにしましょう。

 

またリフトでの入浴となると、お年寄りは慣れないので不安がることがあります。揺れないように手で支えながら、優しく声をかけて不安を解消しましょう。