介護の資格

介護職員基礎研修ってどんな資格かくわしく解説

介護職員基礎研修
介護職員基礎研修ってどんな資格なんだっけ?前に聞いたことあったけど、忘れちゃったな~。初任者研修とか実務者研修とかいろいろあるから、分からなくなっちゃった。

 

そんな悩みを解決しましょう。

 

本記事で伝えたいこと

  • 介護職員基礎研修ってどんな資格かくわしく解説
  • 介護職員基礎研修に代わる実務者研修とは
  • 介護職員基礎研修にはない介護福祉士のメリット

 

記事を書いている私は、介護の仕事を15年経験。ホームヘルパー1・2級や介護福祉士の資格をとりました。

 

介護職員基礎研修とはどんな資格なのか?

 

結論から言うと、介護職員基礎研修という資格はもうありません。

 

今は実務者研修と名前を変えて、カリキュラムも再編成されています。

 

ただ介護職員基礎研修もっていれば、医療等のカリキュラムを受けることで介護福祉士の受験資格が得られます。

 

介護職員基礎研修について、くわしく紹介します。

 

介護職員基礎研修ってどんな資格かくわしく解説

介護職員基礎研修ってどんな資格かくわしく解説

早速ですが、介護職員基礎研修はもうありません。

 

2012年にホームヘルパー1級とともに一本化され、実務者研修として新しい資格となりました。

 

介護職員基礎研修を受けた人は、条件によって介護福祉士の受験資格が得られます。

 

その点についても解説しているので、ご覧ください。

 

資格が廃止された経緯

介護職員基礎研修は2006年にはじまり、2012年に廃止されています。

 

もともと介護職員基礎研修は、「介護サービスの質の向上を図る上で、介護職員の専門性を高めることが必要である」ため創設されました。(介護職員基礎研修について 厚生労働省老健局)

 

360時間の講義や演習と140時間の実習、合計500時間の履修が必要なカリキュラムでした。

 

介護職員基礎研修が廃止された経緯としては、研修制度を整備するといったことがありました。

 

介護福祉士の水準をちゃんと満たしてるの?

 

きちんと知識や技術があるの?

 

こういった声にこたえるべく、介護福祉士という資格の専門性を高めるため研修制度を整備しました。

 

また、キャリアパス制度を見直したという要因もあります。

 

それまで介護福祉士の資格をとるためには、ホームヘルパー1・2級、介護職員基礎研修を修了するなどいろいろな方法がありました。

 

介護職員基礎研修を廃止して実務者研修に一本化することで、介護福祉士資格取得までの流れをシンプルにしたのです。

 

介護職員基礎研修を受けた人への措置

介護職員基礎研修が廃止?せっかく受けた私はどうなるの?

 

せっかく時間とお金をかけて受けた研修が、無駄になってしまってはもったいないですよね。

 

介護職員基礎研修を受けた人で、実務経験が3年以上あってさらに喀痰吸引等研修を修了している人は介護福祉士の受験資格があります。

 

またもし実務者研修を受けたいという方は、過去に介護職員基礎研修で受けた科目については免除されます。

 

あらたに受ける必要があるのは、医療的ケアの座学50時間と演習です。

 

まったく介護の研修を受けていなければ450時間と演習が必要なので、介護職員基礎研修を受けていればたった50時間プラス演習で実務者研修を修了できるんですね。

 

介護職員基礎研修に代わる実務者研修とは

 介護職員基礎研修に代わる資格とは

介護職員基礎研修に代わる実務者研修について解説します。

 

実務者研修は、介護の実務経験3年と合わせて介護福祉士の受験資格に必要な研修です。

 

介護福祉士の資格を取りたいかたは、絶対に受講しておきましょう。

 

実務者研修を受けるには

実務者研修を受けるためには、介護職員初任者研修を修了していると有利です。

 

必須ではありませんが、免除される科目があります。

 

介護の経験がないなら、いきなり実務者研修を受けるよりも初任者研修を受けておくと安心です。

 

ただしその分、期間と費用がかかります。

 

最短でできるだけ安く介護の資格をとりたいなら、実務者研修を受けると良いでしょう。

 

実務者研修の内容

実務者研修で受講する、カリキュラムは以下の通りです。

 

  • 人間の尊厳と自立(5時間)
  • 社会の理解Ⅰ(5時間)
  • 社会の理解Ⅱ(30時間)
  • 介護の基本Ⅰ(10時間)
  • 介護の基本Ⅱ(20時間)
  • コミュニケーション技術(20時間)
  • 生活支援技術Ⅰ(20時間)
  • 生活支援技術Ⅱ(30時間)
  • 介護過程Ⅰ(20時間)
  • 介護過程Ⅱ(25時間)
  • 発達と老化の理解Ⅰ(10時間)
  • 発達と老化の理解Ⅱ(20時間)
  • 認知症の理解Ⅰ(10時間)
  • 認知症の理解Ⅱ(20時間)
  • 障害の理解Ⅰ(10時間)
  • 障害の理解Ⅱ(20時間)
  • こころとからだのしくみⅠ(20時間)
  • こころとからだのしくみⅡ(60時間)
  • 医療的ケア・通信(50時間)
  • 介護過程Ⅲ(45時間)
  • 医療的ケア・演習(規定回数)
  • 受講時間数450時間

 

介護職員基礎研修と違うのは、医療的ケアと演習が加わったことです。

 

介護職員基礎研修をもっていれば、医療的ケア・通信の50時間と医療的ケア・演習のみ受ければ大丈夫です。

 

スクールによって異なりますが、三幸福祉カレッジなど最短6~7日で修了できるところもあります。

 

介護職員基礎研修にはない実務者研修のメリット

介護職員基礎研修にはない介護福祉士のメリット

介護職員基礎研修にはない、実務者研修のメリットは以下の通りです。

 

  • サービス提供責任者になれる
  • 昇給につながる
  • ケアマネジャー等とのつながりが増える
  • 専門的な研修を受けられる
  • 後輩に教える立場になる
  • 責任ある立場を任せられる

 

上位資格である実務者研修をもっているからこそ、周りのみんなからも信頼されるようになります。

 

介護職員基礎研修をもっているなら、あるいは介護職員初任者研修を修了したならぜひ実務者研修を目指しましょう。

 

訪問介護のサービス提供責任者になる

訪問介護をまとめるリーダー的な存在、サービス提供責任者。

 

実務者研修修了者がなることで、より専門的な知識と技術を発揮することができます。

 

個性あふれるヘルパーさんたちをまとめるのは、なかなか大変なことです。

 

介護のプロとして、専門的に学んだ知恵を存分につかってチームをまとめていきましょう。

 

昇給につながる

実務者研修を修了していることで、等級があがるなど昇給につながる場合もあります。

 

さらに上位資格である介護福祉士をもっていると、会社によっては資格手当がついたりします。

 

また特定処遇改善加算として勤続年数10年以上の介護福祉士を年収440万円以上にするなどといった動きもでており、国が資格を重視していることも確かです。

 

ケアマネージャーや他事業所とのつながりが増える

資格をとりサービス提供責任者などになると、ケアマネージャーや他事業所とのやり取りも増えます。

 

一介護士からステップアップし、事業所を飛び出して自分の顔を売ることで自信にもつながります。

 

他事業所の職員とのやりとりを通して、うまく情報交換できない場合もでてくるでしょう。

 

しかしそういった一つ一つ試行錯誤することで、スキルアップして自身の成長につながっていきます。

 

専門的な研修を受けられる

より専門的な研修を受けられる機会が増えます。

 

介護は日々試行錯誤していくため、継続した学びが必要になります。

 

専門的な内容の研修を受けることで、自身のスキルを高め現場に活かしていくことができるでしょう。

 

後輩を教える立場になる

資格をもたない、あるいは初任者研修などを終えた介護士に対して教育する立場になります。

 

実務者研修を修了したいと頑張っている介護士さんをサポートして、資格取得者を増やすのも大切な取り組みです。

 

責任のある立場を任せられる

資格がすべてではないものの、会社側からの評価となりより責任ある立場を任せられるようになります。

 

会社から信頼されている証拠でもあり、期待の裏返しです。

 

実務者研修という経歴があるからこそ求められることで、職員としてより信頼されているということになります。

 

介護職員基礎研修からステップアップしよう

転職エージェントかいご畑を利用することで、働きながら介護の資格をとることができます。

 

今回紹介した実務者研修、介護福祉士受験対策講座など実質0円で受けることができます。

 

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