そんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- 介護を腰痛で退職しないためにすべきこと
- 腰痛で退職すると介護ができなくなる?
介護の仕事15年以上ココパパ(@coco_883)です。
介護と腰痛は切っても切れない関係にあります。
かがんだり、体を抱えたりするので、どうしても介護士は腰を痛めやすいんですよね。
腰痛をおこさないように気をつけないと、介護ができない体になってしまう恐れがあります。
腰を痛めると、日常生活にも支障をきたしてしまうのでなるべく用心して自分の腰をケアしていきましょう。
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Contents
介護で腰を痛めないコツを知ろう
中腰をとって腰を痛めやすい、介護の仕事。
熱心に頑張る気持ちがあっても、腰を痛めてしまうと長続きしません。
一度腰を痛めてしまうと、病院にかかったりリハビリをしたり、治すのに長期間かかります。
介護士はつい無理をしてしまう
体を使う介護の仕事では、つい頑張って腰を痛めてしまいやすいです。
頑張って介助した結果、腰を痛める介護士も多くいます。
腰痛に気をつけようと思っていても、ついつい時間がなくて手早くやることに照準を合わせてしまい、腰への負担を忘れてしまったりもします。
最近は福祉用具や介護ロボットなどの普及により、介護職員の腰への負担を減らそうという動きも活発になっています。
しかし職員がこうした用具の使用に慣れていなかったり、人の手でやった方が早いといって結果的に体を酷使する自体は避けられていません。
腰への負担が少ない体の使い方を身につける
腰痛を起こしてしまうのは、腰への負担が大きい姿勢を長くとっていることによります。
なので、腰に負担が少ない体の使い方を身につけることがベストです。
介護士が中腰になって、前から抱え込みよっこいしょと立たせると腰を痛めやすいです。
振り子の原理を理解して、自分も深く腰を落とす、あるいは椅子に腰かけて体を支えることで腰への負担は減ります。
またベッド上でおむつ交換をする場合。必ずベッドの高さを介護士のちょうど良い高さまで上げましょう。
よくあるのが、ベッドを上げるのが面倒くさいから低い位置のまま介助するというやり方です。結果的に中腰になるので、腰を痛めやすいです。
介護士の腰の位置までベッドを上げて介助した方が、体への負担は楽になります。また柵につかまってもらったり、腰をあげてもらったりして、高齢者ができることをやってもらうと介護士も楽です。
たかがその程度と思うかもしれませんが、日々の積み重ねでちょっとずつ腰への負担はたまってきます。
腰痛を起こしたくないなら、日々のケアにおいて腰への負担をいかに少なくできるか考えて体を使いましょう。
骨盤ベルトを着用しよう
骨盤ベルトは、骨盤の緩みや歪み・ズレ・開きを矯正する役割があります。
ポイントは介助をする時だけベルトを巻くこと。常時巻いていると体がそれに慣れてしまい効果が薄れてしまいます。
おむつ交換をする時に巻いて、介助が終わったら外すようにすると良いです。
福祉用具の活用
福祉用具の中にも、介護士の腰痛軽減を考えたものがあります。
移乗用リフトなどが特徴的で、ベッドから車椅子へ移る際に吊り上げて移動できる便利な用具です。
またスライディングシートは、ベッド上で高齢者の体を動かす際に有効です。
ツルツルした表面なので、力のない女性でもスッと体を動かすことができます。
こういった福祉用具を活用することで、いかに介護士の負担を減らしていけるか取り組むことが大切です。

マッスルスーツを利用する
ダウンタウンの浜ちゃんのCMで話題になった、マッスルスーツも効果的です。
少ない力で大きなパワーを発揮できるので、実際に介護施設などで介助をする時に利用されています。
購入価格は136,000円で、自治体によって補助金が申請できる場合があります。
また購入する前にレンタルして使い勝手を試すこともできます。
全国のジョイフル本田店舗にも置いてあるので、気軽に試して導入を検討するのも良いでしょう。
マッスルスーツについては、下記の記事で詳しく書いているので参考にしてください。

腰を痛めないコツを知らないと介護ができなくなる?
一度腰を痛めてしまうと、回復するまでに長い時間がかかります。
そして対策をしっかり知っていないと、また腰痛を繰り返すことにもなりかねません。
腰痛はなかなか治らない
そして治ったと思っても、また痛めるのではという怖さを持ち合わせて仕事しなければなりません。
また整体に通ったり、整形外科に通い治療したり。回復にかけるための時間やお金は大変なものになります。
できるだけ日々の動きの中で、腰への負担を少なくできるよう気をつけていく必要があります。
https://sophiapapa.com/no-yotsu/
介護するときに不安が伴う
一度腰を痛めた人は、また腰をやってしまうじゃないかという不安を伴います。
介護は体を動かして行う場面が多いため、障害にわたり支障をきたすことも考えられます。
腰痛になると介護できないというのは大げさですが、やはりいつか痛めるのではと不安を抱えながらの生活は体にもよくありません。
先に紹介した福祉用具やマッスルスーツなどを活用したり、できるだけ腰への負担をなくしましょう。
もしくは事務仕事など、体の負担が少ない仕事へ転職しましょう。
腰を痛めずに介護を長く続けよう
介護の仕事は腰を痛めやすいので、もともと腰痛持ちの人などは嫌煙するかもしれません。
しかし今は福祉用具が発展しているし、紹介したマッスルスーツなどを利用すればだいぶ腰への負担が軽くなります。
長く介護を続けるために、自分の体を過信せず腰を労って使えるものは使いましょう。