ケア方法

【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

介護のおむつ便
おむつで便のときって、変えるの難しいんだよな。お湯で流そうとすると、もれちゃって大変なんだよ。お尻もうまく拭き取れないし、何かいいコツはあるのかなぁ?

 

そんな悩みを解決しましょう。

 

本記事で伝えたいこと

  • 【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ
  • おむつで便もれしないための介護方法
  • おむつ内に便が残っていると介護が大変になる?

 

記事を書いている私は、介護の仕事を15年経験。何度も排便のおむつ交換を行い、時には便がもれてしまうなど失敗を繰り返してきました。

 

便のおむつ交換のときはしっかり拭き取らないと、便が残って肌が赤くなるなど支障がでてしまいます。そこから褥そうになったりするので、丁寧にケアすることが大切です。

 

便の時のおむつ交換で楽にできる3つのステップは、下記の通りです。

 

  1. ウエスでできるだけ拭きとる
  2. 石鹸を泡立ててよく洗う
  3. お湯でよく流しきる

 

一つずつ紹介していきます。

 

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【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

排泄で便のときは、よしっと気合いいれないとちょっと大変ですよね。匂いもあるし、便がベッドなどについてしまうとそれも交換なので、余計に手間がかかってしまいます。

 

便のときにおむつ交換を楽にできる3つのステップは、下記の通りです。

 

  1. ウエスでできるだけ拭きとる
  2. 石鹸を泡立ててよく洗う
  3. お湯でよく流しきる

 

こまかくいえば、もっともっと手順はあります。しかし上の3つのポイントをしっかりおさえておくと便のときでも楽に交換できるようになります。詳しく紹介します。

 

 

ウエスでできるだけ拭きとる

【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

ウエスは古い布のことです。介護施設に行くと、古着を切って保温庫などであたためておきます。その切ったウエスを使って、排泄のときにお尻などを拭くのです。

 

要はお尻拭きがあればそれでもいいんですが、お尻拭きを使うとコストがかかりますよね。ウエスなら古着で無料なので、気にせず使うことができます。トイレットペーパーを使っているなら、それでもOKです。

 

さて便のときのおむつ交換では、はじめにこのウエスでどれだけ拭き取れるかで楽さが違ってきます。便の量や形状にもよるのですが、陰部についている便をとれるだけとっておきましょう。

 

便がたくさん陰部についたままでお湯洗浄すると、全然キレイになりません。お湯だけ大量に使って、ベッドを濡らしてしまうことにもなりかねません。便をできるだけ拭っておくことで、湯も最小限ですませることができます。

 

便がゆるいときは、背中の方までいってしまっている場合があります。横を向いてもらって、背中に便が残っていないか確認して拭き取ってください。ちゃんと拭き取れていないと不衛生ですし、褥そうにつながりかねません。

 

石鹸を泡立ててよく洗う

おむつの介護で便を綺麗にする

できるだけ便を拭き取れたら、石鹸を泡立ててから陰部をよく洗います。石鹸は弱酸性など肌に優しいものを使いましょう。泡立てないと肌荒れしやすくなるので、ポンプ式のハンドソープなどがおすすめです。

 

便はどうしても匂いがついてしまいますよね。不衛生ですし、お年寄りも深いに感じるのでできるだけキレイになるようによく洗います。お年寄りによっては肌が弱い人もいるので、石鹸を使ってよいか看護師にも確認しましょう。

 

陰毛に便がついてしまうと、なかなかとれなくて困りますよね。今は将来にそなえて介護脱毛しようという方もいるそうです。詳しくはこちらの記事から、ご覧ください。

 

https://sophiapapa.com/kaiho-datsumo/

 

いわゆるそけい部など、皮膚と皮膚がかさなる部分については伸ばしてからながしましょう。よくそういった部分に便が残っていたということがあって、肌が赤くなるなど支障がでてしまいます。

 

お湯でよく流しきる

【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

石鹸でキレイに洗い終わったら、お湯でよく流しきりましょう。石鹸が残っていると、それはそれでただれる原因になってしまいます。

 

お湯はジャバジャバ使うとベッドまで濡れてしまうので、使う量をよく考えて流します。湯で流した後、ウエスでもう一度キレイに拭き取るとさらに効果的です。

 

お湯で流しきったら陰部を乾燥させるのも、隠れポイントの一つ。濡れたままでおむつをすると、またかぶれの原因になってしまいます。乾いたウエスでトントンと拭くと、早く水気がとれて良いです。

 

おむつで便もれしないための介護方法

【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

おむつを使っていて、大量に便がでるともれてしまって大変なことになりますよね。

 

夜勤で一人なのに、衣類からシーツまで便がもれていた!

 

便もれはできるだけ、防ぎたいところです。便もれしないための工夫としては、排泄のアセスメントをよくするということがあります。

 

排泄アセスメントをしよう

おむつへの排泄だと、いつ排尿や便をしているのか分かりにくいですよね。別に人間って、決まった時間に排泄しているわけではありません。12時になったら必ず便をするなんて人間、この世に存在しないですよね?

 

大切なのは、そのお年寄りの排泄パターンを知るということ。

 

  • Aさんは夜間に排尿が多い
  • Bさんは朝食後に便がでることが多い
  • Cさんは排尿障害があってチョロチョロでている感じ

 

一人ひとりのお年寄りの排泄パターンをとってもらうと、個人によって全然違うことが分かると思います。なのでしっかりその人の排泄が何時ごろでているか、アセスメントをすることが重要なのです。

 

排泄アセスメントの方法は二つあります。

 

  1. 1時間ごとにパットの量を確認
  2. おむつセンサーを使用する

 

1時間ごとにパットの量を確認

これは職員もお年寄りも根気がいるのですが、1時間ごとにパットの量を確認する方法です。1時間ごとにパットにどれぐらい排尿がでているか確認することで、その人の排泄パターンが分かりやすくなります。

 

排便の時も、形状や量、だいたいの時間などの目安として捉えることができます。もちろん日によって体調も変わるのですが、目安として考えることができます。

 

1時間ごとにパットを外して、はかりで重さをはかります。どれぐらい排尿があったかチェック表に記載します。3日間ほどチェックをして、排泄の傾向をつかむようにしましょう。

 

おむつセンサーを使用する

もう一つの方法は、おむつセンサーを使用することです。おむつセンサーはおむつに装着することで、排尿があった際に知らせてくれます。

 

シリコンカバーで衛生的なので繰り返し使えますし、クラウドで自動に記録されていき専用アプリで傾向を確認することができます。

 

おむつ交換するタイミングが目で見てわかるので、介護士の負担を減らすこともできます。

 

排尿が大量にでているところに便があると、便もれしやすくなってしまいます。なのでこうしたセンサーを利用して、早めの交換をすることで便もれを防ぎやすくなります。

 

 

その人にあったパッドを選ぼう

よくあるのが、漏れないように大きめのパッドをあてておくということ。

 

変えるの面倒だから、一番大きいパッドをあてておこう

 

お年寄りの体も様々で、大きめのパッドがしっくりくる人もいれば、隙間ができてしまう人もいますよね。隙間があれば、当然そこから漏れてきてしまいます。

 

大切なのは、その人の体や尿量に合ったパッド選びをすること。それも先ほどのアセスメントをして尿量の測定とパッドの選定を行うと確実になります。

 

0時から7時は尿量が多いから、このパッドにしよう

 

大きめのパッドだからといって必ずしも良いわけではないので、その人に合ったパッド選びという視点を大切にしましょう。

 

おむつ内に便が残っていると介護が大変になる?

【介護のおむつ】便のときでも楽に交換できる3つのステップ

もしおむつ交換の時に、しっかり便が拭き取れていないとどうなるでしょう?

 

お年寄りの肌は思っているよりも敏感で、赤くなったりただれやすかったりします。皮膚トラブルが起こると、治すのに大変で時間もかかってしまいます。

 

また介護の手間も確実に増えます。

 

  • 陰部をよく洗って乾燥させる
  • 乾燥したら軟膏を塗る
  • それを排泄時には毎回やる

 

確実に介護士の手間が増えていますよね?もちろん、お年寄りにとっても陰部がかゆくなるし不快感が増してイヤな感じになります。

 

介護が大変にならないためにも、日ごろの排泄ケアをしっかり丁寧にやっていく必要があるのです。

 

ヘルパーとして在宅の方のおむつ交換をする場合、ちゃんとやっていないとクレームにもつながります。家族が後で見た時に、お尻がかぶれていたということになっては大変です。ヘルパーの場合は、余計に神経を使いますよね。

 

便をキレイに楽なおむつ交換をしよう

便の時は大変で、介護士もどっと疲れてしまうかもしれません。一方で清潔にしておかないと、後で大きな皮膚トラブルとなってしまう恐れもあります。

 

排泄アセスメントをしてその人の排泄パターンを知ったり、おむつセンサーを利用して余分な排泄交換をなくすことができます。

 

そうすることで、介護士の手間も減るので活用したいですよね。できるだけ楽な介護をすることで、お年寄りも楽に感じるようになります。

 

便の時もあわてず騒がず、3つのポイントを思い出して丁寧に行うことを心がけてみてください。

 

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