介護の資格

ペット介護士ってどういう仕事?どうすればなれるの?

ペット介護士
動物好きなんだけど、ペット介護士って仕事があるみたいなんだよ。ペットの介護?ってイメージできないけど、どんなことやるんだろうなぁ。あと、どうやってなれるのかも知りたいな。

 

そんな悩みを解決しましょう。

 

本記事で伝えたいこと

  • ペット介護士ってどういう仕事?
  • ペット介護士になるには?
  • ペットの介護士になる意味とは

 

記事を書いている私は愛猫を長く飼っていて、人間で言うと80歳〜90歳ぐらいまで一緒にいました。

 

最期亡くなる前はほとんど食べることもできず、腎臓が悪かったのでおしっこもなかなか出なかったりと大変な思いをさせた経験があります。

 

ペットの高齢化が珍しくなくなってきたので、ペット介護士という存在の必要性はこれから増えていくと思われます。

 

動物が好きな介護士さんがいたら、こんな働き方もあるよと教えてあげてください。

 

詳しく紹介します。

 

ペット介護士ってどういう仕事?

ペット介護士

人間相手の介護士と同じく、介護が必要になったペットに寄り添って排泄や清潔などの介助をする仕事です。

 

ペットが高齢化することで、ペット介護士の必要性も高まっています。犬の平均寿命は14.85歳、猫の平均寿命は15.75歳(一般社団法人ペットフード協会 「平成27年全国犬猫飼育実態調査」)と高齢化しています。

 

家族だけではまかなえない、ペット介護士の仕事について詳しく紹介します。

 

ペット介護士の必要性

医療の進歩や食事も進化したことで、長くペットと一緒にいられるのは確かに嬉しいことです。

 

しかし、人間と同じくペットも高齢化により介護が必要になっていることは社会問題となっています。ペットも高齢になると、おむつが必要になったりうまく食事を食べられなったりといった体の問題がみられるようになります。

 

こうした時に利用できるのが、ペット介護士です。家族は動物のことはよくわかっていても、どうやって介助したら良いかについてはあまり詳しくありません。専門的に学んで技術をもっているペット介護士が必要になってくるのです。

 

ペットシッターとの違い

家族が長期で旅行に出かける際、ペットを預けるペットシッターという職種もあります。

 

ペット介護士講座を開いているがくぶんによれば、「本講座が大事にしているのは、ペットに同じ家族の一員としてより笑顔あふれる生活を送ってもらうことです。」と記されています。とりわけペットの介護に特化したということではないようなので、大きく違いはないようです。

 

ペットシッターが動物の全般的な世話をするのに対して、ペット介護士はさらに介護について詳しい職種ということが言えるでしょう。病気とケアの仕方など講座で学ぶことができます。

 

具体的な仕事内容

ペット介護士の具体的な仕事内容は、下記の通りです。

 

  • 健康管理
  • しつけ
  • グルーミング
  • 応急処置
  • しつけ方
  • アドバイス

 

高齢になってくると、日々の健康管理が欠かせません。ちょっとした変化を見逃さない、観察力をもちましょう。また応急処置が必要な場合も迅速に対処することができるでしょう。動物病院へ行く前に、できることをやっておくことが大切ですよね。

 

高齢わんこの健康面や食事面など、アドバイスすることができます。

 

家族はペットが高齢になってくると、健康面でどう気をつけたら良いか不安になります。また食事内容についても配慮が必要になってきます。そうした家族の不安を取り除けるようなアドバイスを行います。

 

また動物病院に行く前の予備知識を増やすこともできます。病院へ行ってうまく獣医師に事情を伝えられなかったり、聞きたいことが聞けなかったりしますよね。獣医師に何を聞けばよいかなど、あらかじめアドバイスをして準備しておくことで、聞きたかったのに聞けなかったを失くすことができるでしょう。

 

どこで働けるの?

動物病院で、獣医師の補助として働くことができます。看護師がいないケースもあるので、看護師に代わって勤めます。全国の獣医事診療施設の数は増加傾向にあり、今後もニーズは増えていくと思われます。

 

またペットショップや動物サロンなどでの就業も可能です。家庭で家族が体調不良や旅行にでかけている際、代わって預かり世話をします。

 

ドッグカフェや猫カフェなどで関わるということもできます。カフェで扱う動物たちのケアをして、異変がないかよく確認します。その他、自分で独立する際にも役だてる資格です。

 

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ペット介護士になるには?

ペット介護士

ペット介護士になるためには、群馬県にある「世界の名犬牧場」と創業95年のがくぶんが認定する民間資格をとる必要があります。

 

がくぶんのスクールにて、通信で取得することができます。取得までの目安は3か月前後、受講金額は39,900円(税込)です。受講金額は分割での支払いが可能です。

 

講座を修了すると、認定証交付僚として6,300円と送料で認定証を受け取ることができます。

 

受講者の声

ペット介護士を受けた、受講者の声を紹介します。

 

受講のきっかけ

飼っている犬が高齢になってきたので、その子のために勉強しました。 その子は17年で天寿を全うしたので、その子にはあまり役立てられませんでしたが、自宅で10年ほど前からトリミングサロンをしており、お客さんのワンちゃん達もだんだん高齢になってきているので、仕事にも役立つと思い勉強しました。

 

講座内容で役立っていること

トリマーの仕事をしていたのでペットに関する知識はあったものの、まだ自分がわかっていないこともたくさんありましたし、知識の再確認ができて良かったです。 お客様のワンちゃんの健康面や食事面で、よりアドバイスできるようになりましたし、動物病院に行く前の予備知識なども、講座で増やすことができたように思います。

 

今後目指したいこと

多頭飼いは大変ですし、今の世の中から考えるとアナログなことだと思うんですが、ペットを飼うのはとってもいいことだと思います。何ていっても癒されますし、心の安定に繋がります。 あと、ペットを通じて人の輪も広がりますし、地域社会に繋がりもできます。 ペットと暮らすのは素晴らしいことなんだということを、トリマーの仕事を通じて、皆さんに伝えていきたいですね。

 

教材一覧

DVDがついているので、動画で見ながらチェックできるのが分かりやすいですね。

テキスト5冊 1.知っておきたいペットの基礎知識
2.ペットの健康管理の仕方
3.ペットの病気とケアの仕方
4.ペットの飼い方・しつけ方
5.ペットのグルーミングのテクニック
映像教材(DVD) 1. ペットの基礎知識と健康管理
2.ペットのしつけとグルーミング
サブテキスト2冊 1.犬種・猫種図鑑
2.動物に関する法律
その他
  • 犬猫別健康チェック表
  • 指導課題集(及びペット介護士認定試験)
  • ガイドブック

 

取得方法

  • 認定講座「ペット介護士養成講座」を受講し、認定試験を兼ねた最終課題に合格する
  • 取得までの目安期間 3ヵ月前後
  • 資格更新の費用 なし(初回のみ、認定証交付料として6,300円+認定証送料が必要)

 

「世界の名犬牧場」とは
世界各国から70種300頭の名犬を揃え、一般に公開している群馬県のドッグコミュニティーパークです。ドッグランやドッグカフェ、ペット販売、ペットエステなども行っています。

 

ペットの介護士になるということ

ペット介護士

ペットの介護というと、あまりピンとこない方もいるかもしれません。しかしペットの高齢化に伴って、介護が必要になるものが出てくるのは自然なことです。飼い主として、きちんと最期までお世話をするという気持ちが大切ですよね。

 

高齢のペットを世話するということ

人間の介護を考えてもらうとわかりやすいですが、排泄から食事からとても大変ですよね。

 

ペットも同じで、さらに言葉が分からないという点では人間よりもっと大変なのかもしれません。言葉がわからない分、こちらが気がついて関わる必要がありますね。

 

状態によっては動物病院に通うことにもなることから、病院との情報交換や連携も大切になります。ちょっとした変化に気づき、家族に助言したり獣医師へ伝えるなどのコミュニケーションも必要です。

 

家族がペット介護士に関わってもらい良かったと思ってもらえると良いですね。

 

最期までペットと一緒に暮らす

人間の介護では地域包括ケアシステムといって、住み慣れた地域で最期まで暮らそうというということが言われています。

 

ペットも同じで、家族からしたらできるだけ住み慣れた自宅で一緒に暮らしたいと思うでしょう。必要な医療や介護を受けながら、どうやって自宅で過ごせるか?そういった点についても考えて、家族と決めていけると良い関わりがもてるでしょう。

 

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やりがいのあるペット介護士を目指そう

人間とはまた違って、ペットにはペットの介護の仕方があります。

 

一口にペットといっても、犬からネズミから爬虫類からと様々です。すべてに精通していることは必ずしも必要ではありません。あなたの好きなペットについて、しっかり関われるようにしておくと良いでしょう。

 

動物の介護は、動物だけでなくその家族も一緒になって関わる必要があります。人間と同じですね。

 

家族だけでは大変な部分を補ったり、専門家としてアドバイスしたりやりがいはたくさんあります。動物が好きなら、ペット介護士も一つの働き方として目指してみてはいかがでしょう。